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コンサート ホール 成増 パチンコ 館 シマンテックは11月15日、環境の調査・測定・分析を手掛ける一般財団法人 東海技術センターが、同社のクラウド型メールセキュリティソリューション「Symantec MessageLabs Email Security.cloud」を導入したことを発表した。

 同センターでは以前、ウイルス対策を目的として、ゲートウェイ向けのソフトウェア製品とハードウェアアプライアンスを組み合わせて導入し、指定したキーワードに基づいたメールのフィルタリングを行っていた。当時は9割以上のスパムメールを遮断していたが、その中に必要なメールが紛れ込むことがあったことから、管理担当者は毎日1時間ほどかけて1000から2000件におよぶスパムメールを目視で確認していたという。また、ハードウェアアプライアンスが停止した場合に、最大で半日の間、メールが使えなくなるという課題もあった。

 そこで、同センターでは、導入していたソフトウェア製品の保守更新期間のタイミングで、管理者負担の軽減ができるクラウドへの移行を検討することとなり、今年4月1日にシマンテックのクラウドサービスであるSymantec MessageLabs Email Security.cloudを導入した。これにより、同センターでは従来のようにメールシステムを監視したり、スパムメールを目視で確認する必要がなくなったという。また、運用管理が完全に自動化されたことに伴い、従来掛かっていた人的コストが削減され、結果的に従業員の生産性向上につながったとしている。

 東海技術センターでは、今後、メールセキュリティと併せて導入したSymantec MessageLabs Web Security.cloudの展開も進めることで、Web経由の脅威に対応しつつ、従業員のWebサイト利用を管理していくという。また将来的には、メールサーバ自体を外部に移行するなど、クラウドベースのサービスを通じて、より一層セキュリティおよび利便性の向上を図ったシステム構築を検討していくとしている。

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